テクニック、ヒント、テイスティングノート
ウイスキーをプロのように味わうには
ウイスキーを飲むことは、時に複雑です。ウイスキーを飲むためにさまざまな器具を用意したり、多大な時間と労力を費やしたりする必要はありませんが(ジェムソンが皆さんのためにそれをしています)、ウイスキーの正しい飲み方を巡っては、果てしない議論が繰り広げられています。尻込みしてしまう気持ちもわかります。
そこで、ジェムソン アイリッシュウイスキーは皆さんと知識を共有するため、簡単に取り入れられる初心者のためのウイスキーの飲み方ガイドをご用意しました。ここではアイリッシュウイスキーの飲み方をご説明しますが、世界各地のウイスキーにも応用できます。
早速始めましょう!バーテンダー、ジェムソンを一杯お願いします。
ウイスキーをニートで飲むには
「ニート(neat)」とは、ウイスキーをストレートで飲む方法です。何も足さず、何も引かず、ウイスキーそのものの風味を味わいます。まずグラスに、室温のウイスキーをメジャーカップ1杯分(メジャーカップの分量は国によって異なりますが、1オンスまたは30mlが一般的です)入れます。メジャーカップがなくても大丈夫。ジェムソンのボトルのキャップ3杯分で代用できます。
グラスは重要でしょうか?注文する場所によっては、イケアの上質なタンブラーからクリスタルグラスに至るまで、ウイスキーのグラスは大きく異なります。ただし、ジェムソン アイリッシュウイスキーをお愉しみいただくならば、当社には少々のこだわりがあります。ウイスキーのテイスティング体験を最高のものにするために、ジェムソン タンブラーグラスをおすすめします。
重要なのは室温(18~23ºC)です。一般に、風味は冷やすと抑えられ、温めると強調されます。ウイスキーの香りや風味を味わうには、室温のものが最適です。友人やゲストにウイスキーをふるまうなら、室温のウイスキーをニートで提供するのが最も失敗の少ない方法。取り除くことよりも、後から足すことの方が簡単です。ニートからスタートし、必要に応じて水や氷、ウイスキーストーン、ソフトドリンクを加えることをおすすめします。
ウイスキー愛好家になるための次の重要なステップは、ウイスキーの味わい方です。香りと味、そして口当たりさえも、スタイルや銘柄によって大きく異なります。
最初に味わうのは香り。鼻をグラスに近づけて、息を吸います。「ジェムソン スタンダード」は、甘くフローラルでスパイシーな香りを特徴とします。木や煙、胡椒、その他にもさまざまな香りを感じるかもしれません。これは味わうウイスキーによって異なります。
次はテイスティングです。簡単ですね!映画のワンシーンのように、一気に飲み干す必要はありません。少しずつ口に含み、その風味を感じてください。ジェムソンは、スパイスやナッツ、バニラの風味と、ほのかにシェリーの香りが感じられます。人によっては、甘さよりもスパイシーさをより強く感じるかもしれません。ナッツよりもフローラルさを感じる人もいるでしょう。味は主観的なものであり、ウイスキーの風味は繊細で複雑です。特定の風味だけを探そうとするのではなく、自分の舌でウイスキーを感じ取るのがコツです。
風味の中で最も主張するものは、もちろんアルコールです。ウイスキーは、アルコール度数が40%(80プルーフ)を超える強い蒸留酒です。最初のテイスティングでは、アルコールが強すぎて予想外に驚かれるかもしれません。ウイスキーの強さに慣れるまでに、少しばかり時間がかかることもあります。しかし、一度慣れてしまえば、それもテイスティング体験の一部となります。
風味よりも先にアルコールの刺激が来ますか、それとも段階的に感じられますか?口の中のどこにその感覚が残りますか?舌先、頬、それとも喉?それが飲み心地にどんな影響を与えますか?口や喉に軽い痺れを感じますか、それとも激辛のものを食べたような感覚でしょうか?ウイスキーの世界では、これらの質問に正解も不正解もありません。それは感じ方の問題なのです。
続いて、フィニッシュです。
これで終わりという意味ではありません。ウイスキーの「フィニッシュ」を確かめるステップです!ウイスキーを飲み込む時の感覚と、どんな風味が後に残るかに意識を向けましょう。ジェムソンのフィニッシュはスムースで、余韻が長く残ります。これは飲みやすく、ジェムソン独自の風味を長くお愉しみいただけることを意味します。 他のウイスキーには、より温かみのあるフィニッシュを持つものもあります。これは飲み込む時に喉と胸でウイスキーの温かさが感じられるタイプです。あるいは、それまで感じなかった風味が新たに現れることもあります。テイスティングの時にはスパイシーで、フィニッシュに甘さを感じることもあります。
加水して楽しむ飲み方
過去に誰かがウイスキーと水を一緒に頼むのを耳にしたことがあるのではないでしょうか。ウイスキーと水は1つのドリンクとして出てくるのではなく、ニートのウイスキーと水の入ったグラスまたはジャグが別々に提供される飲み方です。ウイスキーを飲み慣れている人の多くは、これがウイスキーのベストな飲み方だと考えています。ウイスキーの風味と強さを、自分の好みに応じてコントロールできるためです。
提供されたウイスキーは、まずはウイスキーだけをテイスティングしてみてください(塩を足す前にスープを味見するのと同じく、賢明な方法です)。その後、水を数滴加えると、ウイスキーの香りが開きます。さまざまな風味が、より分かりやすく強調されます。最初はアルコールの刺激をきついと感じる人もいますが、水を加えることでウイスキーが薄まるため、この刺激も抑えられます。
オンザロックの飲み方
続いては、ウイスキーの「オンザロック」の飲み方です。アメリカの映画で、このフレーズをよく耳にしてきたことでしょう。オンザロックは氷を入れたウイスキーの呼び名です。ウイスキーを飲み慣れた人、時々飲むという人の中には、ウイスキーと氷を注文する人が多いようです。アルコールの刺激を抑えながらウイスキーを味わうために、水や氷を利用するのです。水はウイスキーを瞬時に薄めますが、氷はウイスキーを冷やしながらゆっくりと薄めます。冷やすことで角が取れ、また時間をかけて薄めることで次第にまろやかさが増し、長く愉しめます。氷と一緒に注文する方法は、最終的には個人の好み次第となります。ただし、氷を増やせば、その分だけ急激な温度変化と希釈が起こることを覚えておきましょう。グラスいっぱいに入れた氷は、ウイスキーの風味を欠き消してしまいます。ウイスキーを氷入りで頼む場合、氷の数は1~3個(大きさにより異なる)で注文するのが通な頼み方です。
ウイスキーストーンを使ったウイスキーの飲み方
氷と違い、ウイスキーが薄まることのないウイスキーストーンは、ウイスキー愛好家へのギフトとしても喜ばれます。ウイスキーストーンは金属、大理石、その他の石で作られています。ジェムソンをいつでも愉しめるよう、小さなキューブを冷凍庫に入れておきましょう。ジェムソンのアイリッシュウイスキーストーンは、氷の替わりに使える優れたアイテム。最後の一口まで冷えたウイスキーを愉しみたい人にぴったりです。
ウイスキーカクテルの飲み方
最後はカクテルです!カクテルを愛するジェムソンでは、ご自宅で愉しめる魅力的なウイスキーのカクテルレシピをウェブサイトで公開しています。ウイスキーを飲んだことがないなら、カクテルから試してみるのもおすすめです。初めてのウイスキーをどう飲めばいいか迷っているなら、甘くてスパイシー、爽やかな「ジェムソン ジンジャー&ライム」がぴったりです。ウイスキーをストレートで飲むのはまだ早いけれど、ウイスキーの風味が好きな人には、「オールド・ファッションド」を。ウイスキーに甘みを加えたおいしいカクテルで、パーティーの盛り上げ役にもぴったりです。
カクテルの作り方を覚えておけば、自宅に訪問した友人たちを驚かせることもできます。小さなホームバーで、皆さんのお気に入りのジェムソンカクテルをふるまいましょう!
氷を入れないニートから手の込んだカクテルに至るまで、ウイスキーの飲み方にはさまざまな選択肢があります。でも、本当の問いは、ウイスキーをどう飲み始めるかではなく、どう愉しむか。「思いのままに」が、その答えです。
ウイスキーに関する質問
実践の準備はOKですか?
ジェムソン アイリッシュウイスキーをお試しください!「みんなとつながる、ジェムソンとなら」の合言葉の下、気心知れた仲間たち、そして新しい出会いの中で、交流の輪を広げていきましょう。
飲酒は20歳を過ぎてから。飲酒運転は法律で禁じられています。妊娠中・授乳中の飲酒はやめましょう。お酒は適量を。