カクテル
ハニー・ジュレップ
伝統的なカクテル、ミントジュレップのレシピをご紹介します。ジェムソン ブラック・バレル、ハチミツ、ミントの3つの素材から創られるシンプルなカクテルです。
成分について
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50 ml Jameson Black Barrel
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20 ml Honey Syrup
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Ice Cubes
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10 枚 Mint Leaf
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1⅔ メジャーカップ Jameson Black Barrel
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⅔ メジャーカップ Honey Syrup
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Ice Cubes
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10 枚 Mint Leaf
作り方
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ミントの葉をグラスの内側に、軽く押して巻き付けます。
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グラスの半分にクラッシュドアイスを入れ、シロップとジェムソン ブラック・バレルを注ぎます。
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カップの外側に霜がつくまでかき混ぜます。
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シロップの作り方:中火にかけた中鍋に、はちみつと水を入れ、はちみつが溶けるまでかき混ぜます。火を少し強くし、時々かき混ぜながら5分ほど煮ます。シロップは冷蔵庫で冷やし、2時間ほど置きます。
このカクテルについて
ミントジュレップの簡単な作り方。世界で最も愛されているカクテルの1つです。ミントジュレップの歴史を少しご紹介します。ジュレップの語源はペルシャ語のgulabとアラブ語のjulabで、どちらも「ローズウォーター」と訳され、繊細でさわやかな香りのする飲料です。地中海沿岸では、バラの花びらに代わってミントが使われるようになり、「ミントジュレップ」の人気が高まりました。もともと腹痛の薬として処方されていたミントジュレップは、1803年にイギリス人旅行者ジョン・デイヴィスがバージニア州の農園で飲んだ飲み物に言及したのが始まりと言われています。デイヴィスはこの飲み物を「ミントを浸した蒸留酒で、ヴァージニア人が朝に飲む飲料」と表現しています。19世紀、アメリカではバーボンをベースにしたジュレップだけでなく、ジュニパーを使ったジンベースのジュレップも楽しまれていました。1850年、ケンタッキー州出身のアメリカ上院議員ヘンリー・クレイがワシントンに滞在中、ウィラード・ホテルのラウンドロビン・バーでミント・ジュレップを愉しんだことで、アメリカで広まり始めました。1862年、ジェリー・トーマスは『バーテンダーズ・ガイド』(「How to Mix Drinks」または「The Bon-Vivants Companion」) の中でミントジュレップのレシピを5つ紹介しています。ケンタッキー・ダービーとの関連は、1938年にスポーツイベントの公式ドリンクに指定されたことに端を発しています。公式ドリンクに指定された理由は定かではありません。毎年、2日間のレースの間に提供されるジュレップは、約12万杯に上ります。